この記事のポイント
- 技術ページが検索で見つからない主な原因は「社内の言葉で書いている」「PDFだけで公開している」「1ページに情報を詰め込みすぎている」の3つです。
- キーワードは、お客様の「課題」「用途」「仕様」の3段階の言葉で選びます。
- 数値・図・事例で具体的に書き、Search Consoleで検索語を確認しながら改善します。効果が出るまでには数か月〜1年かかります。
なぜ技術ページは検索で見つかりにくいのか
製造業のホームページには、優れた技術や製品の情報が載っているのに、検索ではほとんど見つからないというケースが少なくありません。よくある原因は次の3つです。
- 社内の言葉で書いている。型番や社内の呼び名が中心で、お客様が検索する言葉が入っていない。
- PDFだけで公開している。カタログのPDFはあっても、内容を説明するページ本文がない。
- 1ページに詰め込みすぎている。複数の製品や技術を1ページで紹介しているため、何のページかが伝わりにくい。
お客様の言葉でキーワードを選ぶ
SEO対策の出発点は、お客様が実際に検索する言葉を知ることです。BtoBの購買では、担当者は課題に気づいてから製品を選ぶまでに、段階ごとに違う言葉で検索します。
製造業のお客様が検索する3段階のキーワード
言葉を集めるには、営業担当への問い合わせ内容、展示会でよく聞かれる質問、Google Search Consoleの検索語のデータが役立ちます。専門用語を使ってはいけないわけではなく、一般的な言い方を併記するのがポイントです。
検索で見つかる技術ページの作り方
1ページ1テーマにする
「この製品は何の課題を、どう解決するのか」を1ページで完結させます。製品や用途ごとにページを分けると、検索エンジンにもお客様にも内容が伝わりやすくなります。
タイトルと見出しに検索語を自然に入れる
ページのタイトル(titleタグ)と見出し(h1・h2)は、内容を伝える最も重要な要素です。キーワードを詰め込むのではなく、自然な文章で入れます。付け方は「製品ページのタイトルの付け方」で詳しく解説しています。
数値・図・事例で具体的に書く
Googleは「有用で信頼性が高く、ユーザーを第一に考えたコンテンツ」を評価すると公式に説明しています。耐熱温度やろ過精度などの数値、構造図、導入事例、現場の担当者の経験は、その会社にしか書けない一次情報です。
PDFはHTMLページの補足にする
カタログのPDFは詳細資料として残しつつ、要点はページ本文に書きます。本文があれば、検索エンジンやAI検索も内容を読み取りやすくなります。
関連ページどうしをリンクでつなぐ
技術解説から製品ページへ、製品ページから導入事例やお問い合わせへ、と内部リンクでつなぐと、お客様が次の情報にたどり着きやすくなり、サイトの構造も検索エンジンに伝わります。
公開後に確認したいこと
- Google Search Consoleで、ページがインデックスされているか、どんな検索語で表示されているかを確認する
- Googleアナリティクス(GA4)で、技術ページから問い合わせにつながっているかを確認する
- 3か月〜半年ごとに、表示回数が増えない・クリックされないページを見直す
Googleは、SEOの改善の効果が出るまでに4か月から1年かかることがあると説明しています。短期の結果で判断せず、継続的に改善することが大切です。
技術ページはLP制作とWebマーケティングの土台
検索で見つかる技術ページは、広告やLP制作、展示会後のフォローなど、Webマーケティング全体の土台になります。技術の強みが伝わるページを積み重ねることが、問い合わせの増加への近道です。スガハラメソッドのサービス内容もあわせてご覧ください。
よくある質問
専門用語は使わないほうがよいですか?
使って問題ありません。ただし、お客様が使う一般的な言い方も併記すると、検索で見つかりやすく、初めての担当者にも伝わります。
PDFカタログだけではだめですか?
PDFも検索の対象になりますが、ページ本文で要点を説明したほうが、検索エンジンにもお客様にも内容が伝わりやすくなります。PDFは詳細資料として添えるのがおすすめです。
SEO対策の効果はどのくらいで出ますか?
Googleは、変更の効果が出るまでに4か月から1年かかることがあると説明しています。競合の多さやサイトの状態によっても変わります。